「第38回 伊豆昔語りの会」が4月25日、大仁くぬぎ会館(伊豆の国市大仁)で開かれた。
地域に伝わる昔話を語り継ぎ、語り手を育てることを目的に毎月1回開いている同会。前身となる同種の会が閉鎖されたことをきっかけに発足し、オンラインでも活動する。
当日は29人が参加。会員が紙芝居や昔語りを披露した。会員によるオカリナの演奏に続き、紙芝居「小さな神様たちとあまのじゃくん」「粟の長者」を上演した。
後半は昔語りの時間を設け、「刈萱」「戦争に行った天狗(てんぐ)」「金太郎の母」を会員が口演した。「戦争に行った天狗」では伊豆の方言を交えた語りもあり、最後は会長の鈴木暹さんが「関東大震災」を実話として語った。
鈴木さんは「語りをする人が一人でも二人でも増えてほしい。今、家庭の中で昔話をすることがなくなってしまっているからこそ、今日語ってくださった会員の方々のように、少しずつでも語り手が増えていくことを願っている」と話す。
次回は5月25日に開く予定。