伊豆の国の民宿「一句石」(伊豆の国市中)で現在、「女将(おかみ)さんのバラ園」が公開されている。園内では約350種、約2000株のバラを育てており、取材時点では4割ほどが咲いているという。見頃は5月中旬ごろになりそうだ。
同園は、女将の小林一世さんが自分たちで楽しむために育てていたバラ園を開放したのが始まり。若女将の松井佳代さんは「もともとは母が自分で楽しんでいたバラ園。もったいないから地域の人にも見てもらえたら、という思いで開放した」と話す。近所の人に声をかけたことをきっかけに、次第に口コミで知られるようになったという。
品種ごとに咲く時期が異なるため、一律に「何分咲き」とは言いにくいというが、今年は昨年よりやや早めに咲き進んでいる。松井さんは「見頃になると、咲き終わった花の処理が追いつかなくなるので、今くらいの時期が一番きれいに見えることもある」と話す。
昨年5月にはテレビ取材を受け、その後は静岡市方面など遠方から宿泊客やカフェ利用客が訪れるようになったという。この1年は宿の営業が忙しく、これまで月曜や火曜に充てていたバラの手入れの時間も取りにくかったという。松井さんは「テレビを見て来てくださる方が続いて、とても忙しい1年だった。スタッフやボランティアの方にも支えていただいて今がある」と振り返る。
バラ園は自由に見学でき、時間の制限も設けていない。駐車場は20台。料金は、平日=200円、休日=500円で、混雑する時期の安全確保のため係員を配置する際に徴収している。