世界文化遺産・韮山反射炉(伊豆の国市中)で9月10日夜、伊豆の国市健康づくり課による「ゴールドライトアップ」が始まる。小児がんへの理解と支援を呼びかけ、16日まで金色に照らす。17日からは、市障がい福祉課が手話への理解を促す「ブルーライトアップ」を行う。
昨年、金色にライトアップされた韮山反射炉(写真提供=伊豆の国市健康づくり課)
ゴールドライトアップは、9月の「世界小児がん啓発月間」に合わせた取り組み。市健康づくり課によると、国際小児がんデーをきっかけに広がった啓発活動で、市は静岡県からの依頼を受けて2024年から参加している。今年は全国100カ所以上の名所や施設がライトアップに参加する。
ゴールドは、小児がんへの理解と支援を呼びかける「ゴールドリボン」のシンボルカラー。市健康づくり課は、病気と向き合う子どもたちを応援するとともに、小児がんや必要な医療、ケア、研究について知ってもらう機会にしたいとしている。
ブルーライトアップは、全日本ろうあ連盟などが進める「手話言語をブルーライトで輝かせよう 市民・地域・社会をひとつにチャレンジプロジェクト2026」の一環。2025年6月に手話施策推進法が施行され、9月23日が「手話の日」と定められたことを受け、市障がい福祉課が初めて企画した。同日は国連が定める「手話言語の国際デー」でもある。
17日19時には、手話サークル「ひなげしの会」のメンバーや手話を必要とする人たちが反射炉に集まり、記念撮影を予定する。市障がい福祉課によると、伊豆市、沼津市、伊東市などでも同様のライトアップが行われているという。
同課は、手話は聞こえない人だけに必要なものではなく、聞こえる人が学ぶことで意思疎通の選択肢が広がるとする。筆談には筆記具や時間が必要となるため、災害時など一刻を争う場面では、簡単な手話を使えることが助けになるという。点灯時間はいずれも19時~21時。ゴールドは16日まで、ブルーは17日~23日。