伊豆の国市の廃校を活用した体験型拠点「crotchet / school(クロチェットスクール)」(伊豆の国市中)で2月14日、親子向けイベント「おやこでたのしむ 伊豆の星空みあげ隊」が開かれ、親子40人が参加した。
屋内でのワークショップや講座と、校庭での天体観測を通じて子どもたちに星や宇宙への関心を持ってもらうことを目的に開いた同イベント。同施設が展開する天文分野の取り組み「crotchet / astronomy」の一環として実施した。2025年10月に試験的に行った天体観測イベントを経て、本開催に踏み切ったという。
前半では、子どもたちが「自分だけの宇宙人」をテーマにイラストを制作。完成作品はキーホルダーに加工し、記念品として持ち帰る形式とした。社会学者の宮台真司さんが、「宇宙と、そこに生きるわたしたちのキセキ」をテーマに講演も行った。会場ロビーには同施設で撮影した月や星雲、星団の写真を展示した。
夕食には天体をテーマにした料理を用意。ビーフシチューを天の川に見立てた盛り付けにするなど、星空をイメージしたメニューを提供した。
日没後は校庭で天体観測を実施。土星や木星を観測対象とし、望遠鏡を通して土星の輪をのぞき込む子どもたちの姿が見られた。屋内ではスマート望遠鏡「Seestar S50」を使った映像投影も行い、天体の様子をモニターで共有した。
主催した同施設の鶴田展之さんは「普段なかなか立ち止まって空を見上げる機会が少ない中で、親子で同じ星空を共有する体験を大切にしたい」と話す。
今後も不定期ながら継続開催を予定しているという。