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伊豆の国で「つるし飾りびな」 古着物再利用、500本超展示

古い着物を再利用したつるし飾りびななど500本以上の作品が並ぶ会場

古い着物を再利用したつるし飾りびななど500本以上の作品が並ぶ会場

 伊豆の国の「蔵屋鳴沢」(伊豆の国市中)の特別展示場(つるし飾り雛反射炉館)で現在、「つるし飾り雛」の展示販売が行われている。会場には古い着物を再利用して作ったつるし飾りが並び、500本以上の作品を展示している。

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 市内の主婦グループ「和布遊半(わふゆうはん)」代表の近田典子さんによると、同グループは活動開始から21年目。制作に関わるメンバーはかつて約70人いたが、現在は15人ほどに減少。高齢化が進む一方、最近は定年退職後に参加するメンバーもいるという。

 つるし飾りびなは稲取が発祥とされ、桃の節句などに子どもの健やかな成長を願って飾られる伝統飾り。会場では桃の節句のつるし飾りのほか、端午の節句の飾りや干支(えと)小物なども展示販売している。

 伊豆の国では独自の形で制作活動を続けており、現代の住宅事情に合わせた工夫もある。七段飾りを飾る家庭が減ったことから、スタンド型のつるし飾りなど、省スペースで飾れる作品も制作している。

 作品には古い着物を材料として使っている。新品の布は使わず、子ども用の着物など譲り受けた古布を再利用する。40~50年前の正絹の着物は色あせにくく、落ち着いた色合いが特徴で、作品の魅力につながっているという。

 近田さんは「作品作りは仲間との交流の場でもあり、生きがいにもなっている。元気なうちはできる限り続けていきたい」と話す。

 開場時間は9時30分~16時30分。入場無料。4月5日まで。

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