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伊豆の国・狩野川で水生生物観察会 児童らが生き物採取し環境学ぶ

講師の塩谷和広さんの説明を受けながら川に入り、生き物を採取する参加者

講師の塩谷和広さんの説明を受けながら川に入り、生き物を採取する参加者

 狩野川の水生生物を調べる体験イベント「狩野川水生生物観察会」が6月6日、狩野川の千歳橋下流・伊豆中央高校河川敷グラウンド横と大仁橋上流・瓜生野ふれあい広場付近で開かれた。

水の透明度が高く、川底の石や水生生物の姿が見える会場付近の川面

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 観察会は市内の小学生を対象に伊豆の国市が狩野川水系水質保全協議会の事業として、午前と午後の2回行った。取材した午前の部には14人が参加した。河川にすむ生き物の種類から水質の状況を知り、子どもたちに川への理解や環境への関心を深めてもらうことを目的に開いた。

 冒頭、市環境政策課の山本浩之さんがあいさつし、川に入り石の裏などに付く生き物を採取して、この場所の水がきれいかどうかを確かめる趣旨を説明した。併せて、国土交通省中部地方整備局沼津河川国道事務所の担当者らが、ライフジャケットの着用や足元への注意など安全面を呼びかけた。

 講師は静岡県環境学習指導員の塩谷和広さんが務めた。塩谷さんは、きれいな水にしかすめない生物や、逆に汚れた水に強い生物がいることを説明し、網の構え方や石の裏に付く生き物の採取方法を紹介。参加者は4班に分かれ、約25~30分かけて川に入り、生き物を採取した。

 採取後は班ごとに生き物を分類し、種類ごとの数を記録した。山本さんは、カワゲラ類やヒラタカゲロウ類など、きれいな水にすむ指標生物が多く確認されたとまとめ、この場所の水質について、「きれいな水」と判定されたことを伝えた。

 塩谷さんは「人間が汚くすることもある。きれいな水を保っていきたい」と話した。閉会に当たり、「川を守るために何ができるかを家でも話し合ってほしい」と呼びかけた。参加した子どもたちは、生き物を観察しながら川の水質や環境について学んだ。

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