自転車トラック競技の日本一を決める「第95回全日本自転車競技選手権大会トラックレース(通称=全日本トラック)」が6月12日~15日、伊豆ベロドローム(伊豆市大野)で開かれた。エリート、ジュニア、パラサイクリングの各カテゴリーに合わせて約200人の選手が出場した。
短距離・中長距離を含む各種目で日本チャンピオンを決める同大会。2026年大会は95回目で、世界で戦う日本代表クラスの選手と、それに挑む若手・学生選手が同じ舞台に立つ大会として位置付けられている。
会場の伊豆ベロドロームは、東京2020オリンピック・パラリンピックの自転車競技トラックレース会場にもなっている。国内に3カ所しかない国際標準の木張り250メートル屋内トラックを備える。
大会では、女子チームパーシュートで「HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR」が大会新記録を出して優勝したほか、男子ケイリンは中野慎詞選手、女子ケイリンは佐藤水菜選手が制した。中長距離種目では、男子オムニアムと男子エリミネイションで窪木一茂選手が優勝し、女子エリミネイションは梶原悠未選手が制した。パラサイクリングの1キロタイムトライアルでは杉浦佳子選手、小釜莉代選手が日本新記録・大会新記録をマークした。
会場では、地元飲食店による飲食販売、地元の温泉を使った足湯、ラジコン体験など、競技観戦に加え、来場者が会場内で過ごせる企画も用意した。
日本自転車競技連盟の大会企画委員長、井田瑞樹さんは「このスポーツを通じて人々が交流する場となってもらいたい」と話す。