八坂神社(伊豆の国市四日町)で7月11日・12日の2日間、「八坂例祭」が行われた。宵祭(よいまつり)では屋台10軒が立ち並び、境内はしゃぎりを中心に祭りを楽しむ人でにぎわった。
同祭は、地域で受け継がれてきた例祭。四日町しゃぎり保存会の小池正治会長によると、御殿場三講が毎年来る祭礼として続いており、疫病が治まったという由来がある。地域では無病息災を願う祭りとして受け継がれてきた。
宵祭では、しゃぎりが祭りの雰囲気を盛り上げた。同じ「屋台」という曲目でも地域によって調子やテンポに違いがあり、それぞれの特色が表れるという。一方、しゃぎりの担い手不足も課題で、中学卒業後の世代は進学や就職で地域を離れると、祭りに関わる機会が減るという。
本祭では10時から式を営み、渡御が行われた。みこしは降臨地のほか、守山八幡宮や願成就院周辺、槇家付近などを巡った。八坂神社では出御式を行い、降臨地や守山八幡宮では奉幣式を営みながら行列を進めた。
みこしの担ぎ手は四日町の回覧板で募り、7人が参加した。来年は各高校にも募集をかける予定だ。担い手不足はみこしとしゃぎりの両方で共通しており、四日町に限らず広く参加を呼びかけながら、「地域の伝統を次世代につないでいきたい」という。