伊豆の国歴史館「いずしる」(伊豆の国市四日町)が5月31日に開館した。
見どころの一つであるプロジェクションマッピングを使った韮山城の展示
同館は、市内に点在する歴史遺産や文化財を紹介する施設。これまで国指定文化財などを適切な環境で展示・公開できる施設がなかったことから伊豆の国市が整備した。韮山反射炉や江川邸など周辺史跡を巡る前に、市内の歴史の全体像を学ぶガイダンス施設としての役割も担う。
館内は、縄文時代から近代までを時代別に紹介する展示で構成。山木遺跡の高床式倉庫の復元や韮山城の歴史を描くプロジェクションマッピングを展示する。3階の床には伊豆の国市の空撮写真を大きく配置し、屋上テラスからは市内の景色や富士山を望むことができる。
開館当日はテープカットを行い、11時のオープンと同時に来館者が入館した。館内では常設展示のほか、地元中学生が授業で制作した史跡や文化財に関する作品展示も行った。
柴雅房館長は「いずしるが市民にとってなくてはならない場所になってほしい。一番の目標は、歴史は面白いと気づいてもらうことや、伊豆の国市の歴史はすごいんだと認識してもらうこと。ここを拠点に歴史の面白さに触れてほしい」と話す。
開館記念企画展「韮山城をめぐるお城ネットワーク」は11月24日まで開催。開館時間は9時~16時30分。水曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は、伊豆の国市民=無料、市外=大人300円・子ども50円。