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伊豆の国で「こども食堂防災研修」 日頃の活動を災害への備えに

「通報係」「避難誘導係」などのカードを並べ火災発生時の役割分担を確認する参加者

「通報係」「避難誘導係」などのカードを並べ火災発生時の役割分担を確認する参加者

 「こども食堂防災研修 in 伊豆の国市」が8月28日、韮山福祉・保健センター(伊豆の国市四日町)で開かれた。市内のこども食堂や地域食堂など7団体から15人が参加した。

能登半島地震や熊本の地震を例に、こども食堂が被災地で果たした役割を説明する森谷哲さん

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 伊豆の国市社会福祉協議会が主催した。例年開いているこども食堂ボランティア交流会を、今回は子どもの居場所を運営する団体にも広げ、防災研修と組み合わせた。参加したのは「チーム フォー・ユー」「チームまんぷく」「ほっと奈食堂」「ふくっこクラブ」「やまっこ」「えまっち」「子供・ジージ・バーバ食堂」。

 講師は全国こども食堂支援センター・むすびえの森谷哲さん。南海トラフ地震で広い範囲が被災した場合、公的支援がすぐに届くとは限らないとして、自助と共助の必要性を説明した。能登半島地震では、被害の比較的小さい地域のこども食堂が被災地へ出向いて炊き出しを行い、その後は食事や遊びを通じた交流の場も設けた事例を紹介。熊本の地震では、活動終了後に来た子どもを、保護者が戻るまで預かった例にも触れた。

 森谷さんは、防災マニュアルを基に、活動場所の住所や避難経路、参加者名簿、連絡方法などを日頃から確認する必要性を伝えた。多世代が交流する継続的な場であること、地域との協力関係があること、大量調理や衛生管理の経験があることを挙げ、こども食堂の日頃の活動自体が災害への備えになると説明した。

 続いて行った避難訓練では、参加者が「通報係」「避難誘導係」などと書かれたカードを使って役割を分担。火災発生の合図に合わせて声をかけ、出口へ誘導した。途中には一つの出口が使えない状況も設定された。訓練後、参加者は複数の避難経路を確保することや、避難後に人数を確認する必要性など、気付いた点を発表した。

 後半の交流会では、日頃の活動について自由に意見を交わした。同協議会の担当者は、「団体ごとの活動を知り、人同士が交流を深めることの大切さ」を伝えた。

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