函南町文化センター(函南町上沢)のギャラリーで8月10日、企画展「みんなで考える平和展」が始まった。主催は函南町教育委員会生涯学習課。8月15日の終戦記念日に合わせ、知覧特攻平和会館所蔵の資料や戦争に関する図書を展示し、平和の尊さや命の大切さを考える機会を設ける。
知覧特攻平和会館から借用したパネルでは、知覧基地の概要や開戦から特攻作戦に至る経緯、知覧から出撃した振武隊、当時日本統治下だった台湾から出撃した誠飛行隊について紹介する。水川豊少尉、服部武雄少尉ら7人の遺書も展示する。
このほか、町が保管する国民服、鉄かぶと、軍靴、奉公袋、婦人会のたすき、寄せ書きされた日の丸などが並ぶ。隣接する函南町立図書館から集めた関連書籍も用意し、来場者がその場で手に取って読めるようにしている。
同展は、終戦記念日の時期に合わせて毎年開いている。会場には人数集計表が置かれ、記入者は例年100人を超える。記入せずに帰る人もいるため、実際の来場者は集計人数を上回るという。
開催時間は9時~21時30分。入場無料。8月16日まで。