「韮山城 早雲公を顕彰する会」が8月9日、伊豆の国歴史館「いずしる」(伊豆の国市四日町)で「いざ、韮山城まつりに向けて!甲冑(かっちゅう)作り教室」を開いた。甲冑作りには32人が参加した。
同会が、11月の「韮山城まつり」に向けて手作り甲冑を完成させ、伊勢宗瑞(北条早雲)や韮山城の歴史に親しんでもらおうと企画した。会場では、子どもとその保護者が家族単位でブルーシートに座り、各組に段ボール製の鎧(よろい)と兜(かぶと)のキット、作業手順を記した資料を配った。
開会後、「かたリスト」のがっきーさんが紙芝居「早雲公」を披露。参加者は、韮山城を拠点とした早雲の生涯や地域との関わりを学んだ後、甲冑作りに取りかかった。段ボールを組み立て、色テープやシールなどで装飾。会場に用意された材料のほか、持参した材料も使い、それぞれ異なる甲冑に仕上げた。
会場ではオリジナル御城印作りも行った。参加者は、日本己書道場の師範らから筆ペンの使い方を教わり、円や線を書いて筆の運び方や力加減を確かめた。その後、御城印に「韮山城」の文字を書き入れた。
完成後は甲冑を着用し、館長の案内で展示室を見学。弥生時代の生活を再現した資料や韮山城に関する展示を見て回り、紙芝居で学んだ早雲の足跡を振り返った。見学後は屋上に移動して韮山城があった場所を確かめ、甲冑姿で「エイ、エイ、オー」と勝ちどきを上げて記念写真を撮った。
同会は現在、11月3日に韮山時代劇場(伊豆の国市四日町)で開く「韮山城まつり」の手作り甲冑コンテストの参加者も募集している。手作りの甲冑で参加でき、入賞者には賞品を用意する。