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伊豆の国・蔵屋鳴沢が「いずっぱこビア」 甘夏使い「ビヤガー電車」で提供

「IZUPPAKO BEER」を手にする反射炉ビヤ醸造長の山田隼平さん

「IZUPPAKO BEER」を手にする反射炉ビヤ醸造長の山田隼平さん

 伊豆の国市でクラフトビール「反射炉ビヤ」を醸造する蔵屋鳴沢(伊豆の国市中)が伊豆箱根鉄道と共同で造った限定ビール「IZUPPAKO BEER(いずっぱこビア)」が9月5日、駿豆(すんず)線を走る「2026反射炉ビヤガー電車」で提供される。

「2026反射炉ビヤガー電車」で提供する「頼朝」「IZUPPAKO BEER」「ニューワールドケルシュ」

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 今年で15回目となる同イベントでは、約2時間30分の車内で反射炉ビヤ3種と特製おつまみ9品を提供する。今年は初めて昼と夜の2回運行し、三島田町駅と修善寺駅を往復する。

 同イベント向けのビールを両社が共同醸造するのは今回で3回目。「いずっぱこビア」は伊豆産の甘夏を使ったセゾンスタイルで、フルーティーな香りと甘酸っぱさ、控えめな苦みが特徴。今年は缶入りに切り替え、醸造量を昨年の150リットルから約800リットルに増やした。伊豆長岡駅と修善寺駅の売店で取り扱うほか、反射炉ビヤの販路を通じて全国のビアバーや量販店でも順次展開する。在庫がなくなり次第終了。

 反射炉ビヤは缶充填(じゅうてん)設備を導入し、今年3月、缶商品の販売を始めた。醸造長の山田隼平さんは「缶は光を通さないため品質を保ちやすく、瓶より軽い上、重ねて保管や輸送ができる」と説明する。缶化後はスーパーやコンビニなど販路も広がったという。

 残る2種のうち「ニューワールドケルシュ」は、独ケルン地方の伝統的なケルシュを元に米国産ホップ「ロリエン」を使ったビール。2023年の「World Beer Awards」ケルシュ部門で世界最高金賞を受賞した。「頼朝」は源頼朝にちなんで名付けたブラウンポーターで、キャラメルやチョコレートを思わせる香りと、ほのかに甘い余韻が特徴。「頼朝」について、山田さんは「反射炉ビヤが醸造を始めた1997(平成9)年から造り続けている銘柄」と説明する。

 山田さんは「鉄道会社とクラフトビール会社のコラボレーションを通して、伊豆の魅力を伝えていきたい」と話す。

 昼の部は11時50分、夜の部は17時26分に三島田町駅を出発する。料金は6,600円。定員は各回120人。夜の部は100人を超え、昼の部も定員の半数を超える予約が入っている。ローソンチケットで8月31日まで受け付ける。

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