伊豆の国歴史館「いずしる」(伊豆の国市四日町)の来館者数が9月27日で1万人に達した。年間来館者数を1万2000人と見込んでいたが、5月31日の開館から約4カ月でその8割を超えた。
同館は、伊豆の国市の歴史や文化を時代順に紹介する3階建ての施設。常設展示室には、本物の石器や土器に触れる体験展示、出土品や韮山反射炉を模した立体パズルなどを備える。
1万人目の来館者は、三島市から家族4人で訪れた大黒さん一家。同館は記念セレモニーを開き、サコッシュやTシャツ、3Dプリンターで出土品を再現したカプセルトイなどのオリジナルグッズを贈った。一家は、小学6年生の大黒理紗さんが歴史を学び始めたことや、インスタグラムでワークショップの情報を知ったことをきっかけに来館。理紗さんは「展示された土器の模様や使い方が印象に残った」と話した。
柴雅房館長は「皆さんのおかげで1万人を迎えることができ、とてもありがたい。思ったより早いペースだった。非常に魅力的な施設なので、ぜひ見に来てほしい」と話す。
「いずしるサポーター」の佐藤聖之さんは「今は珍しさから訪れる人もいる。1度だけでなく2度、3度と来てもらえる施設にしたい。そのためにサポーターみんなで頑張っている」と話す。同サポーターは、館内で来館者を見守り、トイレや3階への行き方などを案内している。佐藤さんは「ここを訪れた後は、町にある神社仏閣や史跡にも足を運び、地域の歴史に触れてもらいたい」とも話す。
開館時間は9時~16時30分(入館は16時まで)。水曜休館(祝日の場合は翌平日)。観覧料は、伊豆の国市民=無料、市外=大人300円・子ども50円。