親子向け体験型金融教育イベント「おみせやさんごっこ」が9月6日、韮山文化センター(伊豆の国市四日町)で開かれた。
同イベントは、伊豆箱根鉄道生活事業部の安池克之さんが、金融教育を通じて地域に貢献したいとキッズ・マネー・スクール認定講師の資格を取得し、会社に提案したことをきっかけに始めた。これまで小田原エリアなどを中心に複数回開いている。
当日は、お金の成り立ちや歴史、価値をクイズなどで学んだ後、子どもたちがお店の店長役に挑戦。商品に見立てた塗り絵を用いて値段や陳列方法を考え、来店客役の保護者に販売した。会場では、子どもたちが「いらっしゃいませ」と声を上げながら店員役に取り組む姿が見られた。
子ども向けのワークショップと並行して、保護者向けのマネースクールも開いた。小遣いを渡し始める時期や渡し方、家庭でのお金の教育などを紹介した。
安池さんは「鉄道沿線に住んでいる子どもたちに、金融教育を通じて地域に貢献できればと思っている。お金のやりとりを通じて『ありがとう』を伝えることの大切さも伝わっていると感じ、毎回手応えがある」と話していた。自身も4人の子どもを育てる中で、小遣いをきっかけにお金について親子で会話することの大切さを感じてきたという。
今後は、伊豆箱根鉄道の沿線地域を中心に活動を続け、買い物体験や高学年向けの投資教育などのプログラムも展開する予定。安池さんは「繰り返し開いて、まずはこうした取り組みを知ってもらいたい」と話していた。