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伊豆の国で夏の造形教室 野焼きや互いをモデルにした絵画制作も

野焼きの火で一つ一つ表情を変えていく作品

野焼きの火で一つ一つ表情を変えていく作品

 「こどもアトリエ アルマジロ」(伊豆の国市南條)が7月27日と8月17日・24日の3日間、廃校活用施設「森と猫のまなびや crotchet/school(クロチェットスクール)」(中)で夏休み企画「焼き物体験・野焼き」を開いた。未就学児から小学生までの子ども10人と保護者が参加した。

ステージに座る子どもをモデルに観察しながら描く参加者

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 同アトリエは、原民子さんが主宰する子ども向けの絵画・造形教室。今回は、粘土での作品制作、野焼きという方法で作品を仕上げる工程、絵画制作を全3回で行った。原さんは「窯を使わず、じかに火で焼き物を焼くのは、人間の本能を呼び覚ますわくわくする体験。それを子どもたちに知ってもらいたかった」と話した。

 1回目は、粘土を手でこねて自由な形に仕上げた。作業後は施設周辺で虫を探したり、鬼ごっこをしたりして交流した。

 2回目は、乾燥させた作品を、まきをくべながら少しずつ温度を上げて焼き上げた。野焼きの合間には、子どもたちがプールで涼み、火のそばで暖まっては再び水に入り、遊びを楽しんだ。野焼きでは作品が割れることもあるが、今回は一つも割れなかった。

 最終回では、紙を見ずに対象を観察して線を描く3分間の練習を行った後、子どもたちが交代でモデルを務め、互いの姿を描いた。黒い紙に白コンテで明るい部分を表現する制作にも取り組み、完成した絵を見せ合って楽しんだ。制作後は枕投げを楽しみ、全3回を締めくくった。原さんは「今回の夏のプログラムを通じ、自信につながったのでは」と振り返る。

 完成した焼き物は9月22日~25日、正蓮寺(南江間)が主催する「正蓮寺芸術展 2026『のののえんにち』」の「アトリエアルマジロ 焼き物展」で展示する。同アトリエは春にも、同寺のシェアスペース「はなれ」で作品展を開いた。開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。入場無料。原さんは「教室では、これからも子どもたちの生き生きとした姿がたくさん見られるようなアトリエにしたい」と話した。

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