JAふじ伊豆田中山西瓜(すいか)組合の目ぞろえ会が7月24日、JAふじ伊豆大仁営農経済センター(伊豆の国市田京)で開かれた。生産者や市場関係者、JA職員が参加し、出荷するスイカの基準を確認した。
目ぞろえ会は、農家ごとの目分量による選別のバラつきを抑え、産地として出荷基準をそろえるために行う。会場では生産者らが持ち寄ったスイカを見比べ、等級や重量別の階級、出荷時の注意点を確認。箱への等級表示や生産者名シールを貼る位置も共有した。
出荷規格では、色や形、熟度、傷などを基に「秀」「優」「良」の3等級に分ける。熟度が適正でないものは「良」でも不合格とし、糖度11度以上を出荷条件とする。階級は、3キロ以上の「S4」から10キロ以上の「5L」まで、重量に応じて8区分。この日の公式計測では糖度13.8度だった。
田中山スイカは、同組合によると1945(昭和20)年ごろに栽培が始まった。トンネル整枝栽培を用い、肥沃な土壌と昼夜の寒暖差を生かして育てるという。同組合では、「甘みとシャリっとした食感、鮮やかな赤い果肉」を特長に挙げる。今季は7月13日に初出荷し、8月中旬ごろまでに5000ケースの出荷を見込む。
出荷先は三島、沼津の市場のほか、JAふじ伊豆の直売所「農の駅グリーンプラザ伊豆の国」、産地直送通販サイト「JAタウン」など。鮮度を示すためにつるを残し、一玉ずつ生産者名入りのシールを貼って出荷する。
貴家正剛(さすが・せいごう)組合長は「今年は暑かったので、糖度も乗って甘く仕上がった」と話していた。